PSPでエミュレータを動かすにはPSPのファームウェアを確認する必要があります。
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PSPエミュレータとは、ゲーム機PSP上で、他のゲーム機などのゲームを動くようにさせる機能のことです。
つまり、そのような機能を持ったソフトウエアをご自分のPSPに入れて、他のゲーム機のゲームで遊んでみようという話です。少しまぎらわしいのですが、たとえばPCのWindows上で動作する○○用エミュレータというと、上記の意味ではなく、本来○○用のゲームをPCのWindows上で遊べるようにするエミュレータという意味になります。
ここでの話は前者の方で、たとえばファミコンのゲームをPSPで遊べるようにするやり方です。
これができれば、テレビの画面を前にして遊んでいたゲームが、携帯型ゲーム機であるPSPを持って行けばどこででも遊べるようになります。それにPSPでは発売されていないけどやりたかったゲームが、PSPでできることにもなります。
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PSPでエミュレータを動かすにはPSPのファームウェアがVer.1.0か1.5である必要があります。
これ以降のバージョンのVer.1.51、1.52、2.0ではそのままでは動作しません。
PSPのファームウエアのバージョンを確認するには、PSPの起動画面で一番左にある「設定」から「本体設定」-「本体情報」と選んで表示させると、「システムソフトウェア バージョン x.xx」という表示があります。
PSPのバージョンは初期の1.00から2.50,2.60,...のようにどんどんアップグレードし続けています。
なぜバージョンの確認および変更が必要であるかというと、そもそもエミュレータというがメーカーが正規に認めた機能ではなく海外のハッカーチームがPSPの盲点を突いてエミュレータを起動させている非公式のテクニックなのだからです。そしてそのエミュレータが使えるのが、現在のところPSPのファームがVer.1.0か1.5だとそのまま使えて、それ以外のバージョンのものは、ダウングレードなどを行わないと使用できない訳です。またエミュレータを簡単に起動することができるのはバージョン2.0までで、それ以上になるとだんだん面倒になってきます。
PSPエミュレータは、前述のようにメーカー非公認の裏テクニックです。
海外のサイトからそのようなエミュレータをダウンロードして使用した場合に、最悪PSPが起動しなくなる可能性があります。メーカーはなにも保証してくれませんので、あくまで自己責任で使用すると言うことになりますので、ご注意ください。また他のゲーム機のソフトを入手して使用することも、著作権にふれる危険性があります。自己責任で自分で楽しむだけのものと考えてください。
PSP本体は新しく発売される機種ほどバージョンもアップしていくと考えられますが、エミュレータを使用するために古いバージョンのPSP本体を手に入れたい場合、ゲーム機の箱にあるバーコード部分のバージョンをチェックして見分ける方法があります。100Vと言う表記のとなりにアルファベットがAからHまであり、これがバージョンを表しています。アルファベットなし=1.0、A=1.5、B=1.51、C=1.52、D=黒2.00、E=黒2.01、F=2.00、G=2.01、H=2.50/2.60の各バージョンです。見つかれば新品でも古いファームのものを手に入れることもできるわけです。